ガンダムヲタク

ガンダムの人気はそれにしても根強いですね。
ガンダムのファンは往々にしてファンなどというぬるいレベルにはとどまらないものです。
日本にはガンダムフリークやいわゆるガンダムヲタク(通称ガンヲタ)と呼ぶに相応しい、というよりもそう呼ばざるを得ないガンダム愛好家たちがたくさんいるようです。
アニメシリーズや劇場版に始まり、通称ガンプラと呼ばれるガンダムのスケールモデルなどにどっぷりとハマってしまう・・・。
30代・40代以下の日本人男性ならけっこうな確率で通った道かもしれませんね。
ガンダムのプラモデルはかく言う私もハマッてしまい、かつてよく作った記憶があります。
さすがにジオラマまでは作りませんでしたが、実物に忠実な塗装を施し、スミイレをしてリアルさを追求していたものです。
愛好家たちのガンダムに対する熱い思いや、知識には驚くべきものがあります。
ガンダムの知識やウンチクがそのまま彼らにとってのステイタスのようなものなのでしょう。
ガンダムにハマってしまうのも分からないではありません。
私もガンプラにはどういうわけか熱を上げた一人ですから・・・。
いったいこれほどまでに人々をひきつけてやまないガンダムとはどういった存在なのでしょう?
そしてガンダムの魅力はどんなところにあるのでしょうか?

ガンダムの魅力

ガンダムの魅力はやはり“リアル”であることに尽きるでしょう。
ガンダムがここまで強力な支持を獲得することが出来たのは、やはりそのストーリー性や劇中で活躍するMS(モビルスーツ)の徹底したリアリティのあくなき追及にあったと思うのです。
時代背景は人類が宇宙にコロニーを作って住むようになった宇宙世紀0079年ですが、この設定だけでも少年たちの心を掴むには必要にして十分。
地球連邦軍とジオン公国軍とが繰り広げる宇宙戦争と、そこで生まれる人間ドラマを複雑に交錯させたストーリーに、主人公であるアムロ・レイの葛藤や復讐に燃えるシャア・アズナブルの存在が厚みと深みを加えます。
さらに単なるロボットではなく“兵器”である高性能のMS(モビルスーツ)の存在が、宇宙戦争という設定をより現実味のあるものにしています。
ガンダムシリーズは、お決まりの勧善懲悪に終始したストーリー設定や、人知をはるかに越える非科学的なスーパーロボットが活躍するという、いわゆる従来のロボットアニメにありがちな常識をいい意味で覆した記念碑的作品だといえます。
それでもガンダムシリーズはロボットアニメという認識をされてしまいがちですが、ガンダムはあくまでも戦争で用いられる兵器としてのMS(モビルスーツ)ですのでお間違いなく。
ロボットなどといおうものならガンダムヲタクの反感を買うことは必至です。
そういえば芸能界にもガンダム好きは多いですね。
お笑い芸人の土田晃之さんやGacktさんもガンダムフリークなのだそうです。

ガンダムシリーズの誕生

ガンダムシリーズはこれまでに数多くの作品がテレビで放送されましたね。
ガンダムファンたちの間で通称“ファーストガンダム”と呼ばれる記念すべきシリーズ第1作目の「起動戦士ガンダム」が放送されたのが1979年(昭和54)年のこと。
初代ガンダムが放送されてから既に30年近くの時が経過しているのですね。
ガンダムが意外と長寿シリーズなのには少し驚きました。
劇場版のガンダムシリーズも同様に映画館で公開され、人気を博しました。
マニア垂涎のこれらの作品群は、今でもガンダム愛好家たちの酒の肴のようなものなのかもしれませんね。
この「起動戦士ガンダム」が放送された当時は、視聴者からものすごい反響があったようです。
ガンダムをリアルタイムで観ていた当時の少年たちがかなりのインパクトを受けたであろうことは想像に難くありません。
徹底したリアリズムに基づいたストーリー設定は、少年たちだけでなく、その少し上の世代の男性たちのハートをもがっちりと掴みました。
ガンダムは当然架空の世界を描いたフィクションですが、それを意識させないといっても過言ではない“リアリティ”ある世界観が世の男性たちに驚きと賞賛を持って迎えられたのです。

Copyright © 2010 ガンダム人気の考察